購入してから、ずっと部屋の本棚に眠ってた「3色だけでセンスのいい色」。
実用性はもちろんありますが、こういう類いの本は中身がオシャレなので見るだけでも結構満足度が高い!
表紙はコレ!よく書店などで平積みされていませんでしたか?私はその際に購入したものです。
とってもとってもオシャレなんですよ。オシャレすぎて中身をパラパラ見た後に「あ~センス良かった~」と満足して本を閉じてました。
しかし!最近ようやくこの本を真面目に使ってみよう!という気持ちになり、配色をマネしてイラストを描きはじめました。
配色を決めてイラストを描いたらだいぶ良かったので紹介していきます!
私は、なんとなく描き上げたイラストだったけど、
- フルカラーで塗るまでの体力が残っていない…
- 勢いで描いたけど色塗るところまでは考えてなかった…
という場合によく使用しています。
カラーコード・RGB・CMYKに対応した数値が記載されている
当たり前といえば当たり前のことかもしれませんがカラーコード・RGB・CMYKの数値が記載されているので、Webサイトのデザインなどにも気軽に使うことができます。
Amazonのサンプル画像に掲載されていた本の中身の一部ですが、全ページ通してこんな感じです。
メインに使う3色のカラーコードとRGB、CMYKに対応した数値が記載されています。
そして、実用例も3パターンほど掲載されていて、同じ3色でも割合を変えるだけでこれだけ雰囲気が変わるよ!ということが分かります。同じ色しか使っていないのに割合を変えるだけで全然違いますよね。
【使うなら】カラーコードを全部保存したほうがいい!
これに関しては私も教えてほしいのですが、楽してカラーコードをデジタルに保存する方法は無いのでしょうか。
電子書籍(Kindle)で購入したらパソコンでページが表示できるので、そこから色を拾うこともできそうですが、私は生憎紙書籍しか手元に無かったので、手動でひたすら色の数値を打ち込んで1枚の画像にまとめました。
コードを打ち込んでいる間に何回頭が落ちたか分かりません。
使いたいときに本を開いて配色を探すのもいいですが、私は面倒くさかったのでこのような措置をとりました。
本を開かないでも好きな配色を選べるので、絵に対するハードルは下がったかも?
こんな感じで全ページ分の配色を作成しました。(問題がありそうなのでグレースケールで表示しています)
もっと配色があるかと思って多めに余白を用意していましたが、そうでもなかったですね。
いざ実践!!
よしよし、これだけ苦労して画像にしたんだ。さっそく実践していくぞ!
実用例1
使用色
いやあ、この配色かわいいよね。全ページの配色の中で1番好きかもしれないです。
この赤が、レトロでメチャクチャ好きなんですよ!ああ!赤って強い色だけど、本当に、本当に主役になるべくしてなった赤じゃん!可愛い!大好き大好き!!大好き!
背景の水玉をフリーハンドじゃなくてちゃんとツール使って描いたらもっと良かったかもしれないですね。配色がいいだけにこのイラストはもう少し改善したい!!今ならもっと良く描ける気がするのに!!
実用例2
使用色
線画と頬の斜線は違う色を使っていますが、それ以外の色塗りは本から引っ張ってきたカラーを使いました。3色しか使えないと思うと、どこにどの色を置こうかと悩む時間が出てきますが、そこもまた楽しいです。左の男の子のスーツの色はコレで正解だったと思ってます。
実用例3
使用色
こちらも線画は黒を使用しています。ていうか白も含めれば4色なんだよな。
ピンクを肌の影に使わないであえて水色を選んだところが、イイよね!(?)
右の男の子。ワガママそうで甘やかしたいです。
実用例4
使用色
黄砂が日本に飛来していた時に描いたイラストです。このイラストで散らかってる粉は黄砂じゃない(と思いたい)
実用例5
使用色
夏っぽいですよね。夏だからこそ無意識に涼しい色を選んだのかも。
元々小さいサイズで描いてたイラストを大きく引きのばしたので、ちょっとボヤボヤしています。手癖で描いた男の子たちですが、結構お気に入りです。
チャームポイントは泣きボクロ(例のキャラクターソング)
実用例6
使用色
いきなりちゃんと描くじゃん。このイラストに関しては、線画が可愛く描けたので正直3色だけで収めるのはもったいなかったかな?と思ったのですが3色で塗ることによって、普通に塗るより可愛く、よりハイセンスに仕上がったかもしれません。下書きの時点では男の子2人がこのポーズをとっている予定でしたが、急遽女の子2人になりました。正解だったかも。
ボーイッシュな女の子と、ザ・女の子!という感じの女の子の組み合わせがとても好きです。イラストにはどうしても自分の趣味が出てしまいますね。
おまけ
どちらの色塗りが好みですか?フルカラーは時間をかけて塗ったわりにあまり納得できていない完成度になってしまいました。
この2人には一応設定があって、漢検4級の会場で目立つ格好の人がいるなとお互いに思って声を掛けたら意気投合しちゃった2人という設定があります。漫画のネタも考えてるので、いつかアップできたらな。
書籍情報
今回参考にさせていただいたのはこちらの書籍です。配色をマネしてハイセンスなイラストを世に出していきましょう!!!
2も出てたの!?
こちらは私もまだ中身を見たことはなかったのですが、2も出ているようです。
機会があったら2も購入してみようかな。なんせ、配色キャンバスの空白…メチャクチャ余ってるし……
コメント
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